サイトトップ > 整形外科の受診
整形外科の受診
股関節の痛みというものは、誰にでも起こりうるものです。たいした痛みではないと我慢してしまうことが多いようですが、股関節が痛みだしたら、無理をせずすぐに整形外科を受診することが一番確実な対処法です。
股関節の痛みの原因となる大半のものは、変形性股関節症によるものです。骨と骨の間にあるクッションの働きをしている軟骨が何らかの原因ですり減ってしまい、股関節がずれたりして、筋肉を傷つけたり神経を圧迫したりして痛みが発生するのです。
軟骨は、一度すり減ってしまうと元に戻ることはありません。整体などにおいて、一時的に身体のバランスを戻して股関節の痛みを改善させることは可能です。しかし、軟骨がすり減ることにより、再び体のバランスが崩れ、股関節の痛みが再び発生する可能性があります。
つまり整体などでは、変形性股関節症を完全に治すことは出来ません。したがって、整形外科を受診して変形性股関節症の治療を行った方が良いといえるのです。
股関節の痛みが、股関節だけの問題ではない場合もあります。実は違う場所をわずらっている場合もあるのです。椎間板ヘルニアや悪性腫、疲労骨折などが原因となっている可能性もあるのです。
こう考えてみると、股関節の痛みを感じたら、そのまま放置しないで速やかに整形外科を受診するのがベストな選択かも知れません。
股関節が痛いときの対処法